資源ゴミを回収した後は何に再利用されるのか

ゴミの持つ資源的な価値を周知するダスト・インフォメーションサイト

再生後の再利用資源の使い道の変化

再生後の用途が再生前と大差ない資源ゴミ

再生される資源ゴミの多くは再生資源化の過程で劣化してしまう傾向にありますが、劣化の度合いには素材ごとに差があるので、劣化の影響を受けにくい資源ゴミの場合、再生前と同じ製品の原材料として再利用されます。

再生前後でほぼ役割を同じくする資源ゴミとしては、ガラスビンとアルミ缶が挙げられ、ガラスビンは一〇割がガラスビンとして、アルミ缶は七割がアルミ缶としてリサイクルされますが、一〇割がガラスビンとして再利用されるガラスビンであっても、繰り返し利用が可能なリターナブルビンと使い捨てを前提としたワンウェイビンといったビンの質の差が生じ、アルミ缶であれば三割が別途利用を余儀なくされるなど、再資源化・再利用を繰り返すことで資源としては劣化が進んでいくのです。

再生前とは用途が明確に変わる資源ゴミ

再生資源化すると材質が劣化してしまうことは避けられないため、資源ゴミも再生資源化したことで以前とは用途が変わってしまうことは避けえないことです。

再生資源化による資源劣化が顕著なのがプラスチックで、高品質なプラスチックであっても劣化は拭えず、基本的には消耗品の原材料となるものが大半を占めますし、燃料資源として加工されてしまうものも少なくありません。

ちなみに、紙もプラスチックと同様に再生資源化の影響が大きい資源ゴミですが、資源保護を目的とした規定が存在しており、再生紙を生産するに当たって古紙比率が指定されていることもあって、紙製品や印刷物の原材料としての再利用が盛んではあるものの、古紙一〇割の再生紙は生産維持不可能であることから、やはり再生資源化による資源劣化は特筆すべきものがあります。


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